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ドイツで認可されたJenopikレーザスキャナシステム

November 11, 2013, Jena--ドイツのPTB(Physical Technical Institute)は、イエナオプティック(Jenoptik)のドイツ市場向けTraffiStar S350レーザスキャナシステムを認可した。この認可によってTraffic Solutions部門は、固定スピードモニタで大きな成果を達成したことになる。ドイツの警察などは、圧電センサや、道路表面に設置した誘導ループではなく、初めて固定スピード計測システムを使うことができる。車輌のスピードは接触のない、あるいは非侵襲性センサで計測できるようになる。 
「レーザスキャナシステムの認可により、イエナオプティックは交通モニタリング向けの重要なセンサ技術を全て提供できる世界唯一のメーカーとなる。これにより当社は、ドイツおよび世界の顧客にカスタマイズされた、技術的に柔軟なソリューションを提供できるようになる」と同社CEO、Michael Mertin氏はコメントしている。
TraffiStar S350レーザスキャナシステムは、道のカーブ、はっきりしない隠れた道、トンネルでも制限なく使える。もちろん、このシステムは乗用車とトラックの区別ができる。また、車線毎、車輌クラス毎に異なるフォトトリガーの設定も可能。
計算されたスピードと関連車輌のエラーフリーマッチングが、計測された車輌の画像にマークをつけることで記録される。このマーキング(印)は、正確な遠近感で画像の上に重ねたフレームとなる。また、計測されたスピードを示す領域も含む。したがって、記録された車輌、マーキングフレーム、速度の値の関連性が明確に視覚化される。
この新製品のセールスポイントは、わずか10mという短い計測距離。計測領域の終点と写真を撮る時の車輌の位置との距離が5mよりも長くならないので、例えば車線変更によるマッチングエラーは除外できる。
TraffiStar S350レーザスキャナシステムは、この目的のために特注のTraffiTower 2.0デザインに組み込まれている。このため、同システムは幅広いアプリケーションで使用できる。要求により、運転方向と複数の車線を同時にモニタすることも可能であり、道路脇からも道路の分離帯からもモニタできる。イエナオプティックが開発したカメラとフラッシュ技術は、ドライバーとナンバーフレートが正確に認識できるように優れた画像品質を保証している。
(詳細は、 www.jenoptik.com)

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