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2014年末までにGaN LEDウェハ製造能力で中国三安光電がNo.1に

October 28, 2013, Wellingborough--IHS Incによると、2014年末までに、中国のダイベンダSan'an(三安光電)が、現在の市場リーダー、台湾のエピスタ(Epistar)を凌いでGaN LEDウェハ製造能力でトップになる。
エピスタは、引き続き今年、さらに2014年の大半は頂点の座にとどまるが、それも第4四半期のどこかで終わりになる。San'anが取って代わるからだ。
ウェハ製造能力の計算は、IHSによるMOCVD導入調査をベースにしている。San'anのトップの見通しは2014年に計画されている新しい装置の導入に依存する。「2011年に導入された100台のGaN LED MOCVD装置に加えて、蕪湖市のSan'an第2フェーズ工場はさらに100台の装置を追加することになる」とIHSのLED、照明担当アナリスト、Alice Tao氏はコメントしている。
2014年第4四半期には、San'anは2インチ相当のウェハで10.8%を占め、これに続くのがエピスタで10.1%、LG Innotek 6.8%、サムスン 6.1%となる。
計算上はランキングは変わるが、ダイの生産、在庫では2014年末でもエピスタがトップメーカーにとどまる。また、利用率や価格を考えると、日本の日亜化学工業、ドイツのOsram、ノースカロライナのクリー(Cree)やPhilips Lumiledsは実際の売上ランキングは高い。ただし、これら4社は加工前のウェハ数量では上位5社には入らない。
San'anの生産能力は他の中国メーカーの2倍になるが、中国の他の企業、HC semitek, Elec Tech, Focus Lightingsも能力増強を行っている。たとえ中国メーカーの中に成功していないところがあったとしても、業界で供給過剰であるにもかかわらず製造能力増強は行われている。
昨年中国は、ほとんどのMOCVD出荷の主要出荷先であった。短期的には、中国市場突出は争う余地がないようであり、今年の出荷の80%、2014年では85%を占める。相対的に他の地域における出荷と注文は低調と見られている。これらから、全体として中国企業の市場シェアが増加すると予測されている。
アジア以外では、中国企業は特に強くない。例えば、パッケージドLEDで上位10社に入っている中国企業は1社もない。
(詳細は、 www.imsresearch.com)

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