Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 15, 2013, Aptos--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、光ファイバネットワークで使用される外部変調器の世界消費額と技術トレンドを発表した。
レーザダイオードを変調する方法には基本的に2つある。直接変調と間接(外部)変調。この調査では、ElectroniCastは電気光学(EO)変調器と電界吸収(EA)変調器の市場予測を扱う。
光通信ネットワークで使用される外部変調器の世界消費額は今年、2億2900万ドルに達する見込みだ。EO変調器の消費額、予測期間(2013-2018)を通じてEA変調器の消費額を上回ると見られている。
市場予測レポートのデータは、データレート別の光変調器の利用について詳細に報告している。10Gbps以下、10Gbps以上から40Gbps未満、40Gbpsおよびそれよりも高い伝送レート。「ビットレートを飛躍的に高速化する動き、データセンタ、住宅、モバイルスマートフォン、スマートネットワーク通信の拡張された接続性が、100Gを越える光インタフェース導入を促進する」とElectroniCast通信グループディレクタ、Stephen Montgomery氏はコメントしている。
ElectroniCastの調査によると、10Gbpsおよびそれより高いビットレート(40Gbps未満)の光通信送信器で使用される変調器は、2013-2018年の予測期間を通じて相対市場シェアでトップを維持する見込みだ。しかし、40Gbpsおよびそれよりも高いビットレートのカテゴリの年間成長率はもっと速いと予測されており、市場シェアでほぼ接近すると見られている。
2013年の外部光変調器の市場規模は2億2900万ドル、そのうち＜10Gbpsが13％、10から＜40Gbpsが61％、40Gbps&それ以上が26％。