Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 3, 2013, Paris--アルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)とアジア・アメリカ・ゲートウエイ、オペレータのコンソーシアムが所有するケーブルシステムは、フィリピンから米国までのルートをカバーするAAG海底ケーブルシステムのアップグレード契約を締結した。
Alcatel-Lucentの先進的コヒレント技術を活用することで20000kmのAAGシステムは容量をマルチテラビットとして、ルートに沿った国々の急増するデータトラフィックに対処する。また、急速に増加しつつあるクラウドサービスから来る容量増にも対処する。
AAGは、赤道長の約半分の長さがあり、マレーシアから、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、香港、フィリピン、グアム、ハワイを経由して米国西海岸と接続する。AAGは2009年に稼働を始め、東南アジアと米国を接続する初のテラビット海底ケーブルで、最大伝送容量は1.92Tb/sに設計されていた。アップグレードに最先端のコヒレント技術を採用することで、同システムの容量は8Tb/sを超える。
AAG海底ケーブルは、2007年にAlcatel-LucentとNECが建設し、最初のアップグレードは2011年に三菱電機が行った。