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クラリファイ、200Gコヒレント光レシーバデザインを発表

September 25, 2013--クラリファイ(ClariPhy Communications, Inc)は、200G 16QAM変調をサポートするコヒレント光伝送向けのレファランスデザインが提供可能になったと発表した。
このレファランスデザインは、同社のエコシステムパートナー、富士通オプティカルコンポーネンツ(FOC)、Inphi、ネオフォトニクス(NeoPhotonics)およびu2t Photonicsと協力して開発したもので、E/OおよびO/E変換ができ、クラリファイのLightSpeedファミリコヒレントSoCで用いられる。クラリファイの次世代28nm CMOS LightSpeedコヒレントSoCは、100Gと200Gデータレートの両方をサポートする。クラリファイとそのエコシステムパートナーは、このSoCと結合した時の光レファランスデザインのパフォーマンス最適化に注力しており、これによりOEMは急成長する200Gと400Gコヒレント伝送需要に対処できる高集積ソリューションを迅速に市場投入することができる。
100Gコヒレントは、長距離光ネットワークでのDWDMでは選好技術となっている。キャリアはコストに敏感なメトロネットワークでもコヒレント技術導入を検討しているので、経済的なソリューションが必要になっている。200G 16QAM変調の利用によって、100Gで使用される同じコヒレントオプティクスで2倍の帯域が利用でき、ビットあたりのコストを効果的に半減させることができる。さらに、将来の400G Ethernetオプティクス導入が400G DWDM伝送需要を後押しする、これはスーパーチャネル構成で2波長の200G 16QAMを利用することで達成される。
クラリファイの光レファランスデザインに含まれているのは、FOCのFTM7977HQA LN変調器、InphiのIN3214SZクワッドリニア変調器ドライバ、2個のネオフォトニクスITLA3100集積チューナブルレーザアセンブリ(ITLA)、1つは送信器用ももう1つはLO用、それにu2tのCPRV1222A 集積コヒレントレシーバ(ICR)。これらのコンポーネントは、200G 16QAM変調サポートに必要とされる、厳密な帯域、直線性、位相雑音仕様を満たしている。ハイパフォーマンスGPPOインタフェースは、個別の電気送信器と受信器を接続する。例えば、現在OEMに出荷中のクラリファイ28nm DACとADC評価ボード。クラリファイのADCとDACは、100G QPSKや200G 16QAM変調に必要なENOB(有効ビット数)、帯域、ジッタパフォーマンスを提供する。次世代LightSpeed SoCではこれらの変調方式はいずれもサポートされる。電気と光のコヒレントレファランスボードの両方を構成するこのモジュラーソリューションによりクラリファイとそのエコシステムパートナーは、LightSpeed SoCおよび光コンポーネントのプログラマブルパラメータを調整して適切な伝送パフォーマンスを実現することができる。これにより、集積のための時間を最小化し、システムにこのソリューションを組み込もうとしているOEMやモジュールサプライヤに向けた市場投入までの時間を早めることができる。
Inphiのネットワーキングおよび通信担当VP、Loi Nguyen氏によると、同社のIN3214SZは業界初の集積クワッドリニアドライバで、これにより同社OEM顧客はLHやメトロネットワーキングインフラの容量を4倍まで拡張できる。
(詳細は、ECOC2013同社ブースで紹介)

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