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米国陸軍研究チーム、提携してレーザ保護強化

September 5, 2013, Adelphi--U.S.陸軍研究所(ARL)の研究チームは、どの材料がレーザに対して最も効果的な保護となるかを決めるために大学のパートナーの研究成果に注目している。
「兵士に新しいレベルのレーザ保護を提供するには、最先端の材料開発や新しい光システム設計が必要になる」とARLのレーザプロテクションチームのAndy Mottリーダーは説明する。米国陸軍戦車車輌R&D設計センタ(TARDEC)は、ARL、通信エレクトロニクス研究・開発・エンジニアリングセンタ(CERDEC)暗視研究所とも協力しており、TARDECプログラムマネージャ、Robert Goedert氏によると、これは光システムパフォーマンスの専門家を取り込むためである。
「レーザプロテクション開発は、研究、試験、パラメータの調整、パフォーマンスモデリングの連続サイクルであり、さらにそのサイクルを通じてシステム設計にフィードバックし、デモンストレーション用の試作機ができる」(Goedert氏)。
ARLは20年近く、レーザ損傷保護材料の開発を行ってきた。これは、地上の車輌実装と歩行兵士のための材料。Mott氏によると、非線形特性を持つ複合分子の評価は研究室の仕事であり、自然光は通すがレーザ光は阻止するような材料を開発することがARLのプロジェクト。
レーザは、レーザ保護のないカメラを永遠に無能にし、見えなくする。もし軍用車輌のビデオカメラが突然真っ暗になったら、ミッションの遂行は一段と困難になる。
「レーザが兵士に与える損傷は、短期的な苦痛から、生涯にわたる盲目にも及ぶ。致死的ではないかも知れないが、衰弱させ、全体としては生存の可能性が少なくなる」とMott氏は言う。
戦場で技術的な進歩が進んでおり、セキュリティや安全性に対する新たな危険が生ずる。レーザ保護はこうした危険の一部に対抗するものである。

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