All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

光ネットワーキング世界市場は149億ドル

August 29, 2013, London--Ovumによると、光ネットワーキング(ON)世界市場は2Q13に6四半期ぶりに前年同期比プラス成長を記録した。
2Q13の結果40億8000万ドルは前期比29%増、前年同期比7%増だった。年換算の支出が149億ドルだった。
ベンダの業績は、中国ベンダに牽引されて力強かった。ZTEは過去最高の四半期を記録しており、Huaweiに次いでNo.2 ONベンダとしての地位が固まった。APAC地域の年換算の投資は60億ドルを超えており、過去最高。北米の需要も大きく伸びており、Alcatel-Lucent、Cisco、Ciena、富士通が恩恵を受けた。100Gの成長は特に顕著で、年換算の売上が初めて16億ドルを超えた。Ovumは、今年は緩やかな2%成長、149億ドルと予測している。
新しい市場シェア分析でOvumは、APACと北米の力強い販売が、EMEAと中南米の軟調を緩和して業界を4Q11以来最高の四半期に押し上げたと説明している。また、Ovumは1Q12に始まった市場の下降はヨーロッパを除く全ての地域でようやく過去のものになると見ている。ただ、ヨーロッパは、まだ低迷の兆しを見せている。
Ovumのネットワークインフラストラクチャ担当アナリスト、Ron Kline氏は、「100G売上の伸びは市場に活気を与えており、コンバージドパケットオプティカル(CPO)とオプティカルトランスポートネットワーク(OTN)スイッチング装置の売上増となっている」とコメントしている。
製品のトレンドは引き続き、次世代製品への移行加速となっている。CPO装置の年換算売上は今期に60億ドルを超え(ON投資全体の42%)、2Q13の100Gポート出荷は61%成長、4四半期で16億ドルを超えた。ROADMとOTNスイッチングも前年同期比で力強い伸びだった。「オペレータが、SDH/SONETへの投資はもはやないと言うのを聞くが、これは誤解を招く言い方だ。本当の意味は、その技術だけに特化したプラットフォームへの投資はないと言うことだ。オペレータは、統合プラットフォームでEthernetとSDH/SONETを提供できるCPO製品を導入したがっている」とKline氏は分析している。
「Ovumは、光ネットワーキング市場は、2012年からCAGR 2.7%成長で2018年には171億ドルを超えると予測している。また、EMEAを除く全てのON市場地域は2013年に成長が再開する。EMEAは、不振の上期を補填するほど大きな下期の回復はないと見ている」(Kline氏)。

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.