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レーザレーダで乱気流を事前に発見

August 14, 2013, Cologne--最近の大気研究によると、乱気流は気候の変動により頻繁に起こる。ヨーロッパの共同プロジェクトDELICAT(Demonstration of LIDAR based Clear Air Turbulence detection)の下で、乱気流を発見する方法が初めて開発された。
この新しい技術は現在、ドイツ航空宇宙センタ(Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt; DLR)とプロジェクトパートナーがテストしている。現在の計測飛行作戦は8月末まで。飛行ルートは、アムステルダムを出発して、ヨーロッパ中に継続される。
急速な風速の変化(ウインド・シア)はジェット気流に沿ってよく起こる。空気の層は水平方向に異なる速度で動いており、ウインド・シアは拡大した空気層に関連している。特に強いウインド・シアは、波となり、それらの波は最終的には水の波と同様に、壊れる。波が壊れるとき、空気の渦巻きか、乱気流、特に晴天時の乱気流(CAT)を引き起こす。
CATは航空業界では避けがたい現象と考えられていたが、解決の兆しが見えてきた。将来的には、レーザ計測を利用して必要なデータを生成し、乱気流がどこで起きるかを計算できるようになる可能性がある。この考えは、航路に沿って予め空気の密度や速度のわずかな変化を特定し、これを利用して遠くからCATを予測するというものだ。
DLR大気物理学研究所の研究チームは、このためにレーザベースの計測機器を開発した。LIDAR(Light Detection and Ranging)装置を航空機に搭載し、飛行する方向にUVレーザを照射する。大気の分子、酸素、窒素を計測し、その後方散乱値から大気の密度が決まる。この密度の変動から乱気流がそこにあることが分かる。このように直接的に取得した情報により、航空機が飛行して通過しようとしている地域の大気の分析が可能になる。言い換えると、晴天時の乱気流は、飛行ルートに沿って可視化される。
(詳細は、 www.dlr.de)

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