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テレダインレクロイ、世界初の100GHzリアルタイムオシロ実証

July 26, 2013, Thousand Oaks--テレダインレクロイ(Teledyne LeCroy)は、100GHzで生の信号を捕捉、表示することに成功し、世界初の100GHzリアルタイムオシロスコープを実証した。
実証されたパフォーマンスは、現在利用可能な能力を飛躍的に上回っている。高速オシロスコープは、高速デジタルネットワークの開発で不可欠のツールとなっている。
テレダインの環境/電子計測器CEO、Tom Reslewic氏は、「リアルタイムオシロスコープの100GHzパフォーマンス達成は、テレダインレクロイが業界で成し遂げた多くの成果の1つである。これによって新たな現象が明らかになり、新発見への道が開け、高速計測分野における大幅な改善の見通しが得られる」とコメントしている。
デモンストレーションはカリフォルニア州Thousand Oaks、Teledyne Scientific Company研究施設で行われた。テレダインレクロイとテレダインサイエンティフィック(Teledyne Scientific Company)は、共同開発した次世代InPチップのデザインを完了し、テレダインサイエンティフィックInP工場での製造に向けてデザインを公開した。共同開発したチップは、将来世代の高速オシロスコープ向けに計画された拡張チップセットの最初のデバイス。テレダインは、2012年8月にレクロイ(LeCroy Corporation)を買収し、超高速オシロスコープ開発関連でシナジー効果を追求していた。
テレダインの会長/社長/CEO、Robert Mehrabian氏は、「レクロイ買収後1年足らずで達成した100GHzリアルタイムオシロスコープに喜んでい。テレダインサイエンティフィックと協力して新しいInPチップを同じ日に発表したことは、当社の幅広い専門技術を示すものであり、また当社がハイパフォーマンスオシロスコープを次のレベルに進めることに取り組んできたことを示している」とコメントしている。
InPは、最先端の半導体プロセスであり、他のプロセスで設計可能なデバイスよりも高速動作を約束するものである。テレダインは最先端の設計と製造能力を持ち、次世代InP技術におけるリーダーとなっている。

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