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アボット、OptiMedicaを買収してレーザ白内障手術市場に参入

July 17, 2013, Abbott Park--アボット(Abbott)は、株式非公開オプティメディカ(OptiMedica Corporation)の買収で合意した。オプティメディカは、シリコンバレーで眼科用機器を製造している。
この買収によりアボットは、フェムト秒レーザアシスト白内障手術市場に参入する。契約によると、アボットは現金2億5000万ドルで買収し、その後の開発、販売業績によって最大1億5000万ドルを追加支払いする。
現在、ほとんどの白内障治療は医者が手作業で眼を切開している。オプティメディカのCatalys Precision Laser Systemは、白内障手術で技術的に難しい一部を、高精度のコンピュータガイド、フェムト秒レーザ技術で置き換えることができるように設計されている。フェムト秒レーザは、水晶前嚢切開、効果的な水晶体破砕術、その他眼科の手術で様々な切開のために使うことができる。Catalysレーザシステムは、ヨーロッパCE Mark、米国食品医薬品局認可を得ている。
視力治療の世界需要は増加傾向にある。世界的に人口の高齢化が進み、開発途上国では中間階級が増加しているためである。2013年、世界の白内障手術は約2200万件に達する見込みだ。白内障患者の平均年齢は、65~70歳、世界人口の約12%が60歳以上となる。
アボットは、TECNIS製品ライン、単焦点、多焦点、円環人工水晶体(IOL)で、白内障分や全般において世界的リーダーの1社であると同社は説明している。
Catalysレーザシステムは、水晶体除去手術を受ける白内障患者で、水晶体前嚢切開、水晶体破砕、角膜の単一面および多面弧型切開に使用される。
また、Catalysレーザシステムには3D OCT技術が組み込まれているので、眼の前房をイメージングすることができ、水晶体嚢の安全かつ正確な準備をサポートし、IOLの正確な位置を決めることができる。直感的なユーザインタフェースや最小侵襲Liquid Optics患者インタフェースと併せて、Catalysは完璧な手術経験を想定して設計されている。
(詳細は、 www.abbott.com)

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