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プラスティクロジックとケンブリッジ大学が提携

July 9, 2013, London--ケンブリッジ大学とプラスティクロジック(Plastic Logic)が提携したことで、フレキシブルエレクトロニクスが予想外に早く標準的になる可能性がでてきた。
正式の提携合意によりPlastic Logicは大学でR&Dを開始することになる。狙いは、フレキシブルプラスチックエレクトロニクスでグラフェンの商用活用を進めることにある。
これには、LCDやOLEDのプラスチックバックプレーン向けに透明な伝導性の層としてのグラフェンの開発が含まれている。また、アクティブレイヤーとしてグラフェン類似材料で新しいトランジスタ構造を開発することも含まれる。この目標は、現在プラスチックで可能なデバイスのパフォーマンス向上であるが、同時にデバイスの柔軟性も維持する。
これまでのところ、柔軟なプラスチックセンサのような分野でフレキシブルエレクトロニクス向けにグラフェンを用いる製造工程の商用化にフォーカスするのがこの提携であると見なされているが、Plastic Logicとケンブリッジ大学の両者とも、「大面積分布センサ」のような、フレキシブルエレクトロニクスのアプリケーションを加速することを望んでいる。
Plastic Logicは、今年のCESショーで、紙のように薄いフレキシブルタブレットを紹介して一躍有名になった。完全インタラクティブな10.7インチのプラスチックタッチスクリーンディスプレイを売り物にした、そのタブレットは第2世代インテルコアi5プロセッサを搭載しており、同社とインテルラボ、クイーンズ大学が紙を置き換える目的で開発した。

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