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日商エレとInfinera、パケット機能とトランスポートSDN機能を実証

June 26, 2013, 東京--日商エレクトロニクスは、米国Infinera Corporationと共同で、将来「Infinera DTN-X」プラットフォームに実装される予定のパケット機能とトランスポートSDN機能を実証した。
マルチテラビット・パケット・オプティカル・プラットホーム Infinera DTN-Xシリーズトラフィックが激増し、エンドツーエンドで迅速なサービスが求められる今、サービスプロバイダーの運用負荷を軽減するためにネットワークの自動化、効率化は重要課題。そのような課題に対応するため、Infineraは、デジタル・オプティカル・トランスポート製品「Infinera DTN-X」にEthernetパケット・スイッチング機能を統合させるハードウエアを開発している。
日商エレの先進技術センター「NETFrontier Center」において、新製品リリースに先駆け、2つの新機能を「Infinera DTN-X」上で実証した。

パケット機能
OTNベースの500Gスーパーチャネル信号上にEthernetパケットアグリゲーション、VLANスイッチング、MPLSスードワイヤー機能を実証。これにより、拡張性、レイヤー統合およびプラグアンドプレイの自動化を実現でき、かつ将来的な計画に合わせてより効率的なコアネットワークを構築することが可能になる。今後のトランスポートネットワークにおいてDWDM、OTNそしてパケットスイッチング機能が統合されたプラットフォームは重要な要素になる。「Infinera DTN-X」のユーザは、ハードウエアはそのままでモジュールを追加導入するだけで、このパケット機能が利用できる。

トランスポートSDN機能
プロトタイプのオープントランスポートスイッチを「Infinera DTN-X」上で動作させ、外部のSDNコントローラと連携。SDNコントローラとOpenFlowプロトコルを使用し、「Infinera DTN-X」間で構成するネットワーク内の帯域のプロビジョニングを実証した。トランスポートSDNを実現させる上で、Infinera独自の柔軟な帯域管理のコンセプトとGMPLSコントロールプレーンのメリットを十分に生かすことができる。

今回の実証により、「Infinera DTN-X」は大容量DWDMとしてだけではなく、将来的にEthernet、MPLS機能をトランスポートレイヤーに収束させることが可能になる。加えてSDNに対応することで、現在検討が始まっているキャリアSDNに対する重要なプラットフォームになっていくと考えられる。

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