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NEC、APCN2を100Gにアップグレード

June 21, 2013, Tokyo--NECは、アジア各地域を結ぶ大規模光海底ケーブルシステム「Asia Pacific Cable Network 2(APCN2)」の増設プロジェクトを受注した。
同プロジェクトにおいて、NECは伝送容量100Gbps光波長多重方式に対応した光海底ケーブル用端局装置を納入する。発注者は、アジア太平洋地域の主要通信キャリア13社からなるコンソーシアムで、完成は2014年1Qの予定。
「APCN2」は、NECが2001年に納入した10Gbpsの光波長多重方式に対応した光海底ケーブルシステム。日本、中国、韓国、台湾、マレーシア、シンガポール、フィリピンを結び、全長約19000km。
また、2011年には、40Gbpsの光波長多重方式に対応した光海底ケーブル用端局装置を増設している。今回の100Gbpsへの増設は、データや動画など急増する通信トラフィックに対応するもので、アジア地域の高速・大容量で高品質な通信インフラ実現に大きく貢献する。
NECは今回の増設プロジェクトにおいて、最新のデジタルコヒーレント技術を活用し、100Gbpsの大容量光波長多重方式を実現した光海底ケーブル用端局装置「NS Series [T740SW] Line Terminal Equipment」を納入する。これにより、既存の伝送容量を最大10倍に大容量化するとともに、保守メンテナンスや運用コストの削減を実現する。

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