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16G FC市場加熱、SAN売上は冷え込み

June 13, 2013, Redwood City--DellOro Groupが発表したSAN四半期レポートによると、2013年第1四半期のファイバチャネル(FC)スイッチとアダプタ売上は、10%減、5億9400万ドルだった。
シスコは新しい16Gbps FCディレクタクラススイッチを発表したが、同社のFCスイッチ売上高は2009年第2四半期以来、最も低い水準にとどまった。この落ち込みは、顧客がMDSスイッチプラットフォームの発売を待ったため販売が停滞したことによる。この新しい製品は、10年以上前にMDS9500出荷が始まって以来、初めての新しいFCシャーシとなる。
MDS9710の発売によりシスコは、ブロケードに7四半期遅れて16Gbps FCスイッチ市場に参入することになる。「ブロケードは、16Gbps、Gen5ファイバチャネルスイッチを出荷している唯一のベンダだった。この環境に新製品がなかったために予想以上に移行が緩慢だったが、その影響が今期に出た。今回の発表は市場にとって極めて建設的なニュースだ。競争は常に良いことであり、これはファイバチャネルが近いうちになくなったりしないというメッセージになる」とDellOro Groupのシニアアナリスト、Casey Quillin氏はコメントしている。
DellOro Groupのレポートでは、16Gbps ファイバチャネルへの市場の移行、新製品の動向を展望し、FCoEがFCアダプタの売り上げにどのように影響するかを分析している。現在ファイバチャネルスイッチとアダプタを販売しているベンダは、ブロケード、シスコ、エミュレックス、QLogic。

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