Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 11, 2013, 東京--フジクラは産業用デジタルカメラからの高解像度高速画像信号の長距離伝送用の光カメラリンクケーブルFOCLFシリーズを2013年6月から販売開始した。
フジクラはすでに、光伝送技術を応用し、カメラリンク規格に準拠した、100ｍ迄伝送することができるアクティブ光ケーブルFOCLBシリーズを販売しているが、今回販売を開始する製品は、カメラリンク規格の中でより高解像度の信号に対応した上位接続構成Full Configuration (8bit-8tap) に対応し、FOCLFシリーズとFOCLBシリーズの2本のケーブルを用いることで、高解像度高速画像信号の最大伝送距離100ｍを実現している。

主な特長
・光ファイバによる画像伝送によりカメラリンク規格の最大距離制限の10mを超えた100mの無中継接続が可能。
・電気インタフェースは、従来のメタルケーブルと同一。光-電気変換部を電気コネクタケースに内蔵し、カメラ/画像処理ボードに直接接続が可能。
・カメラへの電源供給にも対応。
・メタルケーブルに比べて柔らかく取扱い性に優れる。
・耐屈曲性ケーブルをオプションとしてラインナップ。

新製品は、パシフィコ横浜で開催される画像センシング展(6月12～14日)フジクラブース（ブース番号：38）に展示している。