Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 5, 2013, Albuquerque--エムコア(Emcore Corporation)は、アナログワイヤレスと分散アンテナシステム(DAS)アプリケーション向けに設計した新しいDFBレーザモジュールを発表した。新しい1764 1550nm CバンドDWDMと1615 1310nm DFBレーザモジュールは、ドイツで開催中のANGACOMで紹介されている。
ワイヤレスネットワーク需要が増加しており、これにともなって経済性の高い集積ワイヤレスDASシステム導入も進んでいる。新しい1764と1615、両シリーズのレーザモジュールは、ワイヤレスネットワークで一般的な50Ωシステムに適合しており、動作温度範囲は-40℃～+85℃と広く、厳しいノード環境での信頼性を確保している。両モデルとも帯域は2.7GHzまで。
1764 1550nmCバンドDWDMレーザモジュールは断熱チャープが低く、短距離、長距離ともに信号品質が最大化される。レーザの優れた線形性により、歪と非線形効果によるブロードキャスト信号の劣化が最小化される。1764は、全てCバンドITUグリッド波長で提供。1615 1310nm DFBレーザモジュールも優れた線形性を実現しており、分散を問題とすることなく10kmまでの長距離をサポートする。