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BTとシエナ、800Gスーパーチャネルトライアル

May 28, 2013, Hanover/London--シエナ(Ciena Corporation)とBTは、BTのUK光コアネットワーク基盤で一連の先駆的トライアルを行ったと発表した。
2013年3月に成功したトライアルは、100G、200G、400Gおよび800Gスーパーチャネル。最後のSuperchannelは、1秒で7枚のHD DVDを同時伝送することに匹敵する。伝送速度は実験環境よりも遙かに速いが、この成果は既設の410kmリンクで達成された。このリンクは、BTのAdastral Park ResearchとIpswich開発センタ、セントラルロンドンのBT Tower間のコアネットワーク。
BTとCienaは、シングルおよびスーパーチャネル技術の両方を実装したWaveLogic 3トランシーバを利用して、100、200、400および800G伝送トライアルを行い、BTのコアネットワークでテラビットレートの速度がサポートできることを示した。このトライアルは、従来の10G動作に適さないとされていた、PMDが高いファイバリンクで行われた。これは、シエナのコヒレント技術の耐性の高さ、また同技術が環境を問わず導入できることを示している。
このトライアルでは、BTのコアネットワークが将来にわたって使用可能であることが実証された。ベースになっているのはCiena 6500パケット-オプティカル(Packet-Optical)および4200 Advanced Servicesプラットフォーム。
一連のトライアルの1つでは、400Gトラフィックを16QAM変調で伝送してモニタし、40Gと100G QPSKベースの波長と並走して誤りがないことが示された。これは、シエナのコヒレント技術によって円滑なマイグレーションパスが用意されていることを意味する。WaveLogic 3により、BTは需要に応じて徐々にネットワーク容量を増やすことができる、と両社は説明している。


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