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OSRAM、「集積マイクロフォトニクス」プロジェクトの調整役に

May 24, 2013, Regensburg--ドイツ連邦教育科学研究技術省(FMER)が支援する「フォトニクスリサーチ・ジャーマニー」研究プロジェクトの「マイクロエレクトロニクスとオプトエレクトロニクスの統合」では、適応型前方照明の開発が行われており、OSRAM(Osram Opto Semiconductors)は、同プロジェクトのコーディネータ、LEDの市場リーダーとして貢献する。
FMER「集積マイクロフォトニクス」構想の一環としてのこのジョイントプロジェクトの目的は、交通の安全性の補助となる、エネルギー効率のよい、これまでにないレベルのLEDヘッドランプに向けた技術的フレームワークを開発することにある。これは、ドライバーや乗客の安全性を高める適応型前方照明システム(AFS)の基盤をなすものであるとされている。安全性の改善は、例えばまぶしさをなくしたハイビーム、スピードに適したロービームとすることで可能になる。高速では、光の範囲は自動的に増すことになる。市中の交通では、光を広く分散させて照射範囲を歩道にも広げることで道路の安全性を改善することができる。このような機能は完全電子制御であり、機械的なアクチュエータは不要。
OSRAMの半導体技術者はチップとコンバータ技術に関する広範なノウハウを持っている。同社特殊照明部門が、LEDヘッドランプシステム制御用の新しい電子制御機器を開発することになる。フラウンホーファー信頼性/マイクロ集積(IZM)研究所は、インターコネクション技術と材料に関する専門技術で、インフィニオンは車両エレクトロニクスとLEDドライバでの同社の経験で貢献する。自動車業界サプライヤ、照明専門企業HELLA KGaA Hueck & Co.は、LEDモジュールとヘッドランプ用の光システム全体を開発し、試作品を作製する。自動車分野の大手、ダイムラーは車輌試験を行う。
プロジェクト期間は、2013年2月1日~2016年1月31日。


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