Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 23, 2013, Redwood City--DellOro Groupは、2013年第1四半期の売上ベースで光パケット装置市場が前年同期比で23％増、11億ドルに達したと調査結果を発表した。4四半期では光パケット装置の売り上げは20％成長、46億ドルだった。
同社光トランスポート調査担当VP、Jimmy Yu氏は「光トランスポート市場は急激にパケット最適化トランスポートシステムに移行しつつある」と指摘しており、「昨年の光市場全体は縮小したが、光パケットシステムへの移行によって、多くの装置メーカーは収益を伸ばしている。この装置セグメントで四半期を牽引しているのは2大メーカー、シエナとファーウェイ。それぞれ市場全体の約22％を獲得している」と分析した。
地域別の市場シェアを見ると、北米34％(Y/Y15％増)、EMEA21％(11%)、APAC39％(33%)、その他(ROW)6％(7%)となっている。
光パケット(Optical Packet)プラットフォームシステムは3つの技術で構成されている。光パケットトランスポート、光パケットスイッチ、光パケットコアスイッチ。光パケットトランスポートシステムは大容量帯域マネージメントとトランスポートで使用される。光パケットスイッチは固定Ethernetサービスで、光パケットコアスイッチはネットワークメッシュおよびプロテクションで使用される。