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May 13, 2013, Redwood City--DellOro GroupのEthernetスイッチ市場調査によると、データセンタセグメントは成長が見込まれているが、エンタプライズやSMBセグメントは2017年に下降が始まる。
エンドユーザが、データセンタ、エンタプライズ、中小企業(SMB)、キャリアEthernetサービスと言った導入箇所に応じて最適化された専用製品を求めていることから、Ethernetスイッチ市場に劇的な変化が起こりつつある。データセンタのサーバアクセスの10GbEへの移行にともない、新旧のEthernetスイッチベンダはこのセグメントで商機にも、課題にも、市場シェアの変動にも直面している。DellOro Groupのレポートは、Ethernetスイッチ市場の規模を導入箇所によって評価し、市場の進化、ベンダの強みと弱点、現在200億ドルを超えている市場の成長要因を分析している。
DellOro GroupのVP、Alan Weckel氏は「データセンタ統合プロジェクトとクラウドサービスの増加によって、このセグメントはEthernetスイッチ市場全体を大きくしのぐ勢いをつけている」と分析している。「同時に、モバイル機器の増加により多くのエンタプライズやSMBはWLANへの投資を強化している。まだ悪影響は見えていないが、今後数年でエンタプライズやSMBセグメントの成長は頭打ちとなり、徐々に下降して802.11acなどのワイヤレス技術に取って代わられる。市場セグメント毎の変化の多様性はベンダシェア、ベンダの製品に大きな影響を与える。過去10年で経験してきたことよりも、今後数年の変化の方が大きいと思われる」と同氏はコメントしている。
DellOro Groupのレポートは、市場を4つの主要顧客導入箇所で分けている。データセンタ、エンタプライズ(キャンパスや支店など)、SMB、キャリアEthernetサービス。