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2012年ネットワーキングポート出荷62%増

April 22, 2013, Boston--Infonetics Researchは「1G/10G/40G/100Gネットワーキングポート」レポートを発表した。同レポートは、これらの光およびEthernetポート需要、市場規模、各セグメントの成長速度、エンタプライズやサービスプロバイダ向けの多様な装置に採用されつつある技術、速度について装置メーカーの理解を助けることを目的としている。
調査担当のディレクティングアナリスト、Matthias Machowinski氏は、「ネットワークトラフィックが伸び続けており、絶えずネットワークをアップグレードする必要があるため、全般的にすべてのポート速度の出荷が堅調に伸びているが、売り上げの伸びは高速ポート(1Gを除く10G、40G、100G)が牽引しており、2012年は62%増だった」とコメントしている。
さらに同氏は「1Gポートの売り上げは実際に下降している、これはコモディティ化と装置の標準仕様になっているためだ。一方、10G以上の高速ポートの売り上げは、2017年に倍増となり、420億ドルを超える見込みだ」と分析している。
また、主席アナリスト、Andrew Schmitt氏は、「ポートあたりの収益は落ち込んでおり、40G、100Gのような新しい分野では年に30%以上の落ち込みだ。このため、高速ポートの採用が促進される。光セグメントでは、2013年には100Gが光トランスポート投資の10%を超えると見ている」と分析している。

調査の要点
・サービスプロバイダおよびエンタプライズ向け装置の1G、10G、40G、100Gネットワークポートの出荷数は、2012年は前年比22%増、3億6000万ポートに達した。
・10Gは現在、出荷されたすべての高速ポート(10G+)の約3/4を占める。
・1Gポートは、全出荷に占める割合が依然として大きく、引き続き伸びて行く見込みだ。これは、1Gがサービスプロバイダおよびエンタプライズアクセスネットワークで標準となっているためだ。
・アジアパシフィックがポート出荷で全ての地域のトップに立っている。これは、これまで立ち後れていた新興経済諸国で導入が増加しており、Ethernetサービスが普及していることが背景にある。

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