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QEOS、世界最速のLEDトランスミッタを発売

April 15, 2013, Cuptertino--QEOS(Quantum Electro Opto Systems Sdn. Bhd)は、同社特許“QEOS Tilted Charge Dynamics”高速技術をベースにした初のOEM/ODM製品を販売すると発表した。
この新しい高速LEDのコア技術はQEOS Tilted Charge Dynamics技術と言う。この技術により同社は従来のマルチギガビット短距離光通信製品よりも低消費電力、小型化、低コストの製品を開発することが可能になっている。QEOSは、マルチギガビット光通信製品を設計、量産する新興企業。
同社CEO、Dr. Gabriel Walterによると、この世界最速のLEDは、従来の市販LEDよりも10倍高速化されている。しかもサイズ、パワー、コストは、従来のレーザベース同等機能の製品と比べて大幅に下げることが可能。トランジスタ構造により、既存の光技術ではできなかった様々な新しい集積光/電気の機能が実現可能になっている。
QEOSは初めてTilted Charge Dynamics技術を市場投入し、QEOS光トランシーバキット(QEOS Optical Tranceiver Kit)を発表した。このキットは、新製品QEOSレシーバオプティカルフルアセンブリ(Receiver Optical Full Assembly: ROFA)とともに動作するように設計されたトランスミッタ光フルアセンブリ(Transmitter Optical Full Assembly: TOFA)を含む。このキットにより伝送距離100mまでの3.5Gbpsの低消費電力、低コストの製品ソリューションが直ちに実現する。また、より高速化されたQEOS TOFAも発表された。これは、6.5GHz動作(10Gbpsアプリケーション向けに設計)の高速光トランスミッタで、今秋末には発売になる。
すべてのQEOS TOFAとROFAは、「フル機能」アセンブリとなっている。QEOS Tilted Charge Dynamics技術をベースにした製品は、すべてのAOC、インターコネクティングコンピュータ、ボード間インターコネクト、消費電力が問題となる可搬アプリケーションで使用可能となっている。
QEOS社会長、Raymond Chin氏によると、この技術はUSB、HDMI、Ethernet、サンダーボルト、InfiniBandなどの幅広い範囲のインタフェースで使用可能。また、ポータブル機器内の通信にも使える。
QEOSの光トランシーバキットは、まもなくサンプル出荷が始まる。

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