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アルファライト、商用レーザ部門をコンパウンドフォトニクスに売却

April 2, 2013, Madison/Phoenix--アルファライト(Alfalight Inc)は、商用レーザダイオード製品ラインと半導体ファブ資産をコンパウンドフォトニクス(Compound Photonics)に売却した。
コンパウンドフォトニクスは、モバイルデバイス向けにHDレーザプロジェクション・ライトエンジンを販売する企業。アルファライトは、防衛顧客向けの製造ラインは維持する。また両社は、コンポーネントレベルの戦略では協力する。
アルファライト社長/CEO、Mohan Warrior氏は、「この取引により当社は、レーザベースの製品の開発と製造に投資できるようになる」とコメントしている。同社は防衛、航空およびその他のハイパフォーマンス市場向け短波長赤外、近赤外および可視光レーザに注力することになる。またWarrior氏は、「ファブレスモデルによりアルファライトはエンジニアリング能力を高め、この市場の厳しい要求に向けて当社のシステム製造インフラを整えていく」と話している。
コンパウンドフォトニクスは、スマートフォン、タブレットやその他のコンシューマ家電向けにHDおよびウルトラHD 4Kプロジェクションライトエンジン一式を組込システム用として開発する。これには、ディスプレイ、レーザ光源、ミラー、オプティクス、駆動回路、ソフトウエア、ハウジングも含まれる。アルファライトの効率的な波長安定化レーザダイオードコンポーネントをポートフォリオに加えることにより、小さくて輝度の高い高効率のプロジェクションライトエンジンが実現でき、モバイル機器メーカーへのサプライチェーンが簡素化される。また、同社は垂直統合型のプロジェクションラインエンジンメーカーとしての地歩を固めることになる。急速に成長する世界的なモバイル機器市場が求める大量生産にスケールするには、コストを抑え、サプライチェーンを簡素化することが必要になる。
両社は戦略的供給契約を結び、アルファライトは引き続きコンパウンドフォトニクスからハイパフォーマンスレーザコンポーネントの供給を確保する。アルファライトが、防衛関連の顧客に供給を続ける製品には、レーザベースの可視および赤外光源、レーザ手動の軍需品などが含まれる。アルファライトは引き続き、米国輸出規制(ITAR)登録企業にとどまる。
買収金額は未公表。

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