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通信用光半導体5社、40Gシリアル対応TOSA/ROSAのXLMD2-MSA

March 22, 2013, Anaheim--ラピスセミコンダクタ、三菱電機、日本オクラロ、ルネサスエレクトロニクス、住友電気工業は3月13日(米国時間)に、CFPなど40Gbpsプラガブルトランシーバに用いる送信用小型光デバイス(TOSA)および受信用小型光デバイス(ROSA)の新たな仕様を公開した。
同仕様は、40Gbpsシリアル伝送用小型光デバイスのマルチソースアグリーメント(XLMD2-MSA)に基づく。40Gbpsは、単純な光のON/OFF 変調のシリアル光伝送において、実用化されている最高の伝送速度。CFPトランシーバや300ピンMSAトランシーバが40Gbps伝送の用途で広く普及している。
ITU-Tの40Gbpsシリアル光伝送規格である2km用のVSR2000-3R2、10km用のP1I1-3D1に加え、IEEEが2km用40Gbpsシリアル光伝送規格40GBASE-FRを公表した。音声通信・データ通信・IP通信のすべてにおいて、40Gbpsシリアル光伝送に対する需要は大きく増加している。
現在の300ピンMSAトランシーバではXLMD-MSA準拠のTOSA・ROSAが広く採用されている。CFP2/4MSAのコンセプトが紹介されて以来、40Gbps小型プラガブルトランシーバの実現のためには、新たな低背・小型のTOSA・ROSAが不可欠になる。
MSAは、40Gbpsシリアル伝送用プラガブル光トランシーバモジュールに搭載される互換性ある40Gbps伝送用小型光デバイスの確立を目指している。MSAを採用するメーカーは、ユーザの需要に応え市場を拡大するために、MSAに準拠した製品の普及を促進する。MSA仕様は、以下の互換性ある光デバイスの共通の機構寸法、40Gbps光トランシーバのプリント基板設計に適合する共通インタフェース、ピン配置とピン機能定義、共通の電気および光学特性を含む。

(1)冷却型ドライバ内蔵EMwL(レーザダイオード内蔵外部変調器) TOSA
(2)冷却型ドライバ非内蔵EMwL TOSA
(3)冷却型DML(直接変調レーザダイオード) TOSA
(4)非冷却型DML TOSA
(5)PIN-TIA ROSA

これらの仕様は、XLMD-MSA web サイトで入手可能。

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