Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 6, 2013, Birchington--フェニクス・フォトニクス(Phoenix Photonics)は、同社の偏波モードコントロールの補完となるファイバ空間モードコントロールコンポーネントをOFC/NFOEC2013で発表する。フェニクスは、空間分割多重(SDM)用Few Moded FibersおよびPhotonic Lantern技術向けモードコンバータを紹介する。
同社の製品ポートフォリオには、すでに幅広い範囲のオールファイバ偏波コントロール製品が含まれている。この新しいコンポーネントは、EUサポートMODE-GAPプロジェクトの研究成果。同プロジェクトでフェニクスは、次世代の通信ネットワークに向けてモード分割多重を研究している。
データ需要が伸びていることから、予想される容量不足に対処するために市場ではSDM技術への関心が高まりつつある。マルチモード伝送は、こうした業界の要求に応える有望なソリューションの1つであり、フェニクスはオールファイバ技術を用いて新たにパッシブ空間モードコントロールコンポーネントを開発している。
フェニクスは、主に通信テストおよび計測機器、センシングシステム向けに光コンポーネントやモジュールを供給している。また、大学R&D部門、次世代システムを開発している研究機関にも製品を供給している。
(詳細は、19-21 March , Anaheim convention Center, OFC Booth #1710)