Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 27, 2013, Dallas--マーケッツアンドマーケッツ(MarketsandMarkets)は、「イメージセンサ市場の分析と予測(2013-2018)」を発表した。
同レポートは、アプリケーション、技術、地域ごとに分析されており、市場規模は2012年に80億ドル、今後(2013-2018) CAGR 3.84％で成長して2018年には107億5000万ドルになると予測されている。数量では、2013年に出荷されるイメージセンサの総数は16億、2018年には30億個に達すると予測されている。
現在使われているイメージセンサのほとんどは、CCDかCMOSアクティブピクセルセンサ。イメージセンサは、多様な業種で着実に成長してきており、主要なアプリケーションは、コンシューマ、自動車、監視、医療セグメントにある。イメージセンサの最大のアプリケーションはコンシューマセグメントで、これはカメラ付き携帯電話やタブレットが世界中に普及しているためである。これらのアプリケーションは、主としてCMOSイメージセンサを使用している。低消費電力、小型であること、それに並列読み出しと並列処理により高速化されていることが理由。過去数年、セキュリティや監視カメラ、特に公共の場所やオフィスで需要が伸びている。工場で手作業の自動化が継続的に進んでいることも、イメージセンサ需要の拡大に大きく貢献している。医療分野では、副作用を減らし、患者にも喜ばれることから、最小侵襲治療にシフトしてきた。
イメージセンサのパフォーマンス評価に用いられるパラメータは多く、ダイナミックレンジ、SNR、微光感度などがある。