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Infonetics、2013年はキャリアルータ/スイッチ市場が復活と予測

February 26, 2013, Campbell--市場調査会社Infonetics Researchは、「サービスプロバイダルータとスイッチ」レポートを発表した。

主な調査結果
・北米を除く世界の全ての主要地域で、2012年Q4は好調であり、IPエッジとコアルータおよびキャリアEthernetスイッチ売上は前期比12%増、38億ドルに達した。
・4Q12の北米は前期比でわずかに落ち込んだが、前年同期比では成長しており、前年比では他のどの地域よりも伸びている。
・2012年、コアルータの販売はエッジルータと比べて落ち込んでいる。これについてInfonetics Researchは、「キャリアが100Gへの移行を睨んで次世代の大容量コアルータを選択するためである」と分析している。
・ルータとキャリアEthernetスイッチセグメントの上位4社は2012年も優勢な位置にとどまっており、No.1 シスコ、No.2 ファーウェイは安定、一方Alcatel-Lucentがジュニパを跳び越してNo.3に浮上し、ジュニパはNo.4となった。
・ルータのみの市場シェア争いでは、2012年はシスコがNo.1を維持したが、ファーウェイとAlcatel-Lucentが4Q12に売上シェアを大きく伸はしている。

キャリアルータ/スイッチ世界市場は2012年通年で前年比4%減となったが、「もっと落ち込むはずであった」と主席アナリスト、Michael Howard氏はコメントしている。「ヨーロッパ、中国、ラテンアメリカのオペレータから大型予算が流れだし、最終四半期に市場全体がかさ上げされた」。
先行きに関して同氏は、「2013年は、サービスプロバイダルータ/スイッチ市場は再び成長に転ずると予測している。米国経済は好転しており、今年は世界のキャリアCAPEXは増加すると見ている。EMEAでは、中東が活発になっており、アフリカもある程度活発化している。ヨーロッパは底を打ったようだ。ヨーロッパのサービスプロバイダの話を信用するなら、ヨーロッパのIPルータとスイッチ市場は緩やかに上昇する、ただし出発点は低い位置からである。オペレータはネットワークへの支出は不可欠であり、投資しなけれは競争力を失うことを認識している」とMichael Howard氏は分析している。

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