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シリコンフォトニクス企業Kotura、2012年40%増収

February 25, 2013, Monterey Park--シリコンフォトニクスのスタートアップ、コツラ(Kotura, Inc)は、2012年の売上は40%増だったと発表した。また、今後の成長の原動力として同社は、デジタル情報への加速する、際限のない需要増を挙げている。
Koturaは、フォトニック集積チップについて、「クラウドコンピューティング、仮想化、その他データ集約的アプリケーションをサポートするデータセンタの喫緊の帯域およびパフォーマンスニーズに応えるものである」と説明している。
Koturaは、2007-2011年に848%の売上増を記録した企業として2012年にDeloitteに認定されている。同社社長/CEO、Jean-Louis Malinge氏は、「2012年は当社にとって転換点であった」として、「当社の出荷数量は、月産6万チャネルを上回り、前年の2倍以上になった。加えて、当社はデータセンタやHPCアプリケーションをターゲットに100Gb/s光エンジンを発売した。2012年、7件の新しい特許を加え、22件の新規特許を申請して技術の強化を図った。これにより、Koturaの申請中または認定されたパテント数は130件となる」と語っている。
今後についてKoturaは、「短期的には光エンジンの量産を含めて、低消費電力化、次世代データセンタやHPC向けのインタコネクトファブリックをサポートする100Gb/sチップソリューションに注力する」としている。
Koturaのシリコンフォトニクスプラットフォームは、WDMを採用した光エンジンをサポートするものであり、安価な小型のチップソリューションによって低消費電力、高集積が可能になる。Malinge氏は、「WDMを採用したシリコンフォトニクスを提供する唯一の企業としてKoturaは、明白な利点を提供できる。4×25Gソリューションでファイバや関連するコネクタのコストは1/4になる。また、1本のファイバで4chから8、16、40chへの拡大も容易である」と語っている。

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