Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 22, 2013, Redwood City--DellOro Groupの調査による、2012年光トランスポート装置市場はサービスプロバイダがレガシーSONET/SDH装置の購入を減らしたため、4％落ち込んだ。
DellOro Group光トランスポート調査VP、Jimmy Yu氏は、「この年にレガシー装置販売が30％落ち込んだことを考えると、市場全体の落ち込み4％は非常によい結果であると言える」とコメントしている。「コンシューマによるホームブロードバンドやスマートフォンなどの広帯域アクセス機器の利用が増えている限り、経済軟化の状況でも光ネットワーク装置は引き続き必要とされる。広帯域需要の増加がWDM装置需要増を押し上げている。WDM装置は、2012年は上昇トレンドに乗っており、8％成長だった」。
市場ごとに見ると、北米とEMEAがそれぞれ12％減となったため、APACなどの成長が市場の後退をカバーできなかった。APACの成長率は＋5％、残りの地域が＋2％。世界市場全体は、-4％の成長となった。ベンダランキングは、北米ではシエナ、富士通、シスコ。EMEAではファーウェイ、Alcatel-Lucent、エリクソン、APACではファーウェイ、ZTE、NEC、残りの地域ではファーウェイ、Alcatel-Lucent、ZTE。世界全体では、ファーウェイ、ZTE、Alcatel-Lucentの順。この上位3社で市場の50％のシェアとなっている。