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2013年光ネットワーク市場に明るい兆し

February 22, 2013, Boston--市場調査会社Infonetics Researchは、4Q12の市場シェアを分析した「光ネットワークハードウエア」レポートを発表した。

主な調査結果
・4Q12グローバル光ネットワークハードウエア市場は前期比で2%成長したが、前年同期比では13%減となった。
・2012年通年では世界の光装置支出は10%減。
・SONET/SDH光セグメントはさらに悪く、世界のレガシーCAPEXが30%減となったので2012年は瀕死の状態に陥った。
・Alcatel-Lucentの光装置売上は、前期に過去最低を記録したが、EMEAのCAPEX激増により4Q12は29%増と急回復した。しかし、ALUのWDM売上は前年同期のレベルには達しなかった。
・シエナの光装置売上は前期比でも通年でも落ち込んだが、40Gと100G装置の出荷は伸びており、同社は新しいシングルキャリア100Gソリューションの増産に取りかかっている。
・Infineraは前期に続いて売上を伸ばした。これは同社のDTN-X OTNスイッチングプラットフォームの販売激増によるものである。

Infonetics Research主席アナリストAndrew Schmitt氏は、「2012年は横這いで終わったが、2013年の光市場は上昇機運にある」とコメントしている。「装置ベンダの調査では、上昇トレンドは続いており、特に北米では100G投資が伸びそうだ。“オプティカル・リブート”と言われる光装置サイクルがコアで始まるというのが一般的な見方だ」。
「一方EMEAには力強い動きが出ている。2012年は旺盛な支出で終わり、さらにキャリアは配当をカットして一般投資に向けようとしている。中国は100Gが大きく伸びそうだ。中国は40G WDM世界市場の約半分を占めているが、2013年は世界の40Gがピークを迎える」と同氏は分析している。

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