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世界のブロードバンドサービス売上は2018年に2510億ドル

February 13, 2013, Singapore--ABIリサーチ(ABIresearch)によると、DSL、ケーブル、光サービスを含む世界の固定ブロードバンド市場は、2012年の売上高が1880億ドルとなり、前年比7%の成長だった。固定ブロードバンドサービス売上は、2018年には2510億ドルに達するとABIリサーチは予測している。
2012年、光ブロードバンドサービス売上は最も力強く、前年比24%成長だった。一方、DSLとケーブルブロードバンドは、それぞれ2%、6%成長だった。予測期間を通じて、光ブロードバンドが他のプラットフォームよりも成長率が高いと見られている。2018年、FTTH売上は、816億ドルに達し、世界のブロードバンドサービスの約1/3を占める見込みだ。
過去数年、世界的にブロードバンドARPUは全てのプラットフォームを通じて下がり続けた。調査ディレクタVP、Jake Saunders氏は、「大半のオペレータが価格を下げて市場シェアを獲得しようとしているので、この傾向は続く。日本や韓国のような国々では、LTEサービスとの競争が強まり、それが固定ブロードバンドオペレータへの圧力となって先行きサービス価格が下がる」と見ている。
米国の固定ブロードバンド市場は、2011年の410億ドルから、430億ドルに成長。光ブロードバンドは、米国ではブロードバンド売上全体のわずか7%に過ぎない。しかし、米国の主要FTTHオペレータ、ベライゾンは、特にFTTHサービス、FiOSの普及率が高まったことから、ブロードバンド売上を3.1%伸ばした。「オンラインビデオゲームやHDビデオサービスをサポートする超高速ブロードバンドを契約するコンシューマが増える傾向にあるので、FTTHの普及は拡大を続ける。ABIリサーチは、米国のFTTH売上が、2013年に40億ドルに達すると見ている」(調査アナリスト、Khin Sandi Lynn氏)。

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