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NPDディスプレイサーチ、2016年には4K×2K TV市場は700万台

February 12, 2013, Santa Clara--NPDディスプレイサーチ(NPD DisplaySearch)の「四半期TVデザインと特徴」レポートによると、4K×2K TVの出荷台数は今年50万台を上回り、2016年には700万台を超える。
4K×2Kトレンドは、まずIFA 2012において、続いて2013 International CESで示された。TVメーカーが、次の技術への移行によって消費者に現在のTVアップグレードさせようとしているからだ。
ディスプレイ業界は、4K×2Kスクリーンサイズの製品化を競い、量産移行を狙っている。これに取り組んでいるメーカーとしては、ソニー、LG、サムスン(Samsung)、シャープ、中国の大手ブランド、Vizio、Funaiなどがある。主要メーカーは垂直統合しているが、AUOやInnoluxなどのパネルサプライヤは、4K×2Kではメーカー数社と提携しようとしている。テスト放送や標準化の動きも進行中だ。
NPDディスプレイサーチ、TVエレクトロニックリサーチ、Paul Grayディレクタは、「4K×2Kが消費者の支持を得るための決め手はコンテンツだ。TVメーカーは、3DTVの時のような、普及失速となるような遅れは、何としても阻止したいと考えている」と指摘している。
さらに同氏は、「そのため、消費者が4K×2Kコンテンツを容易く入手できるように投資が始まっている。独自の4K×2KストリーミングやダウンロードサービスについてCESで発表されていた。しかし、サテライトやケーブルサービスなどのプロバイダはにとっては時間がかかる」と分析している。
中国は、4K×2K TV需要で先行すると予測されており、出荷予測は2013年で333000台、2016年には260万台を超える。北米がこれに続き、2016年には200万台を超えると予測している。
「4K×2Kは、まずは中国、日本、西欧で最も普及する、なぜならこれらの地域は一般的に最新のハイエンド製品を好むからだ。一方、北米のコンシューマは、4K×2Kのような新技術の購入は価格が下がるまで待つのが一般的だ」とGray氏は見ている。

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