Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 4, 2013, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)はPhotonics Westで、バイオレット、可視光、近赤外を含むレーザダイオードの拡張ポートフォリオを紹介する。
この広範な製品ラインナップは、材料加工、印刷、医療、励起、ディスプレイ、計測、光通信などの幅広い市場をカバーし、さらにレーザディスプレイ、3Dセンシング、光インタコネクトのような新市場をもターゲットにしている。
オクラロは、オプネクスト(Opnext)を吸収することで、可視光やバイオレットレーザダイオードを同社の製品ポートフォリオに加えた。同時にオクラロは、産業分野およびコンシューマ市場がある日本、アジアでのプレゼンスも強化した。この製品ポートフォリオ拡張によりオクラロは、赤外とバイオレットレーザダイオードソリューションをCTP(computer-to-plate)印刷アプリケーションに、また赤色レーザをデジタル印刷アプリケーションに提供できるようになった。
同社のCCO(Chief Commercial Officer)、Yves LeMaitre氏は、「バイオレットと可視光レーザとを既存の赤外ハイパワーダイオードレーザと組み合わせることで、材料加工、医療、美容、印刷市場における多くのアプリケーションに向けた当社のポートフォリオが強化された。また、コンシューマ市場の顧客は当社の先進的製品、規模の経済、垂直統合、高度な専門技術を活用できるようになった」とコメントしている。
また、オクラロは現在レーザ・マルチファンクション・プリンタで使用されているレーザダイオードのパフォーマンスとパッケージングの改良を発表する。この他に、高速光インタコネクト向け新規認定の14G VCSELアレイ、ディスプレイアプリケーション向けの赤色レーザダイオード、ハイパワーレーザダイオードポートフォリオを紹介する。