Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 24, 2013, Tampa--3Mは、エンタプライズLAN向けにパッシブオプティカルLANソリューション(POLS)を発表した。先を見越したFTTD(fiber-to-the-desk) LAN技術は、従来の銅線ベースのL2 Ethernetスイッチの代替として産業界で勢いづくと3Mは見ている。
POLSは、政府系およびエンタプライズ大規模LAN顧客に急速に普及が進みつつある。利点として、装置やインフラコストが70％節約できること、また通信室の全フロアでアクティブコンポーネントが不要となるため電力消費コストが80％まで削減できること、さらに必要なスペースも材料も90％まで削減できることなどが挙げられている。
主装置室とワークエリアとの間を1本のSMFで接続してアクティブエレクトロニクスなしで広帯域サービスが提供できるためPOLSは、将来的にわたって使える配線インフラストラクチャ資産であるという利点も加わる。全体として、POLは必要な装置も相対的に少なく消費電力も少ない(100Ωカテゴリー銅線ツイストペアを使用する従来のエンタプライズEthernetLANスイッチとの比較)、このため導入費用も運用費用も抑制できる、よりスマートなビジネスソリューションであると3Mは説明している。
(詳細は、www.3m.com)