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ネオフォトニクス、LAPISセミコンダクタの半導体光事業を買収

January 23, 2013, San Jose--ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)は、LAPIS(LAPIS Semiconductor Co., Ltd)のセミコンダクタオプティカルコンポーネント事業(OCU)を買収することで最終合意に達した。LAPISはローム(ROHM Co. Ltd)の完全所有子会社。OCUは、ネオフォトニクス・セミコンダクタGKが買収し、ネオフォトニクスの日本子会社となる。
今日の帯域需要の加速度で拡大によりスケーラブルな通信ネットワークの必要性を押し上げている。このような先進的ネットワークシステムでは光集積技術への依存度が高まりつつある。今回の買収は、同一プラットフォーム内で複雑な光デバイスとアナログ半導体ICsを結合することによって、ネオフォトニクスのフォトニック集積回路(PIC)の技術開発を一段と加速することが狙いとなっている。また、ネオフォトニクスの技術ポートフォリオを信号再生や増幅用の高速半導体デバイスに拡張するものとなる。これによって、通信ネットワークにおける先端的変調方式、パフォーマンスの向上、消費電力を削減する設計が可能になる。
LAPISセミコンダクタOCUは、幅広いレーザ、ドライバ、ディテクタを高速100Gアプリケーションに提供している。ネオフォトニクスCEO、Tim Jenks氏は、「OCUのこうした技術は、100Gを超える光ネットワークのデータレートにも十分に適用できると考えている。また、今回の買収によって、当社は画期的な、技術的に最先端の光通信製品を顧客に適用できるようになる」とコメントしている。また、同氏によると、今回の買収によってネオフォトニクスは、今日の100Gクライアントサイドデータ伝送モジュールに使用されているOCUの先端的レーザとドライバの売上を同社の業績に付加することになる。
ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)の完全子会社、ネオフォトニクスセミコンダクタGKは、今回の買収で現金約3680万ドルを支払う。また、OCU事業の買収とともに、150件を超えるパテントとパテントアプリケーション、OCUの敷地、高速半導体、レーザ、ディテクタ製造工場も取得する。
(詳細は、www.neophotonics.com)

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