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Block MEMS、埋設爆発物発見技術でDODと数百万ドルの契約

January 18, 2013, Marlborough--ブロック(Block MEMS)は、陸軍の統合簡易爆発物対策機関(JIEDDO)から数百万ドルの主契約を獲得した。
この契約にしたがいブロックは、同社のLaserScan分光器を用いて、最近掘り返したばかりの地面をリモート検索する。未舗装の道では、埋設された爆発物の危険性、いわゆる簡易爆弾(IED)を示す可能性があるからだ。
同社会長、Daniel J. Cavicchio, Jr.氏は、契約に関連する製品について「今回の契約は、国防総省(DOD)から780万ドルの資金を得て過去数ヶ月で開発した製品に対するものであり、遠隔から検出できる当社独自の全技術に関連してDODの複数の部局から受注した。当社の技術としては、可変範囲の広い量子カスケードレーザ(QCL)を採用したLaserScan製品、コンパクトで堅牢なフーリエ変換IR分光計PORTHOSが含まれている」と話している。
また、同社CEO、Petros Kotidis氏は、「埋設IEDは、米軍の作戦域で兵士死亡の主因である。埋設物を見つける技術はあるが、これらの技術は欺かれることが多々ある。当社のLaserScanは、兵士がこうしたIEDを爆発させることを避けるための重要な新ツールとなる。今回の新契約により当社は、下車歩兵が使えるように、LaserScanを小型化し、軍仕様の耐久性を高めた。この製品は、究極的には小型ロボットを含めた地上車にも搭載し、ルートクリアランス作戦支援、部隊の保護に使える」とコメントしている。
小型化されたLaserScanは、差異認識ソフトウエアを備えており、多くの商用アプリケーションにも適用できる。例えば、薬剤洗浄評価、表面層の分析、残留シリコンやオイル、潤滑油検出、不均一触媒作用や摩耗のリアルタイム、オンラインモニタリングなどがある。
(詳細は、www.blockeng.com)

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