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ボレクス、アプライドマイクロのAO技術プラットフォーム買収

January 16, 2013, London/Sunnyvale--ボレクス(Volex plc)とアプライドマイクロ(Applied Micro Circuits Corporation)は、ボレクスが約200万ドルでアプライドマイクロからアクティブ光技術を買収する取引を完了したと発表した。
契約にしたがい、AppliedMicroはAOC、トランシーバ、モジュールおよび関連するアセンブリに関わるマーケティングと販売で5年間は競合しない。両社は、アクティブオプティカル関連のパテントポートフォリオを共有し、各々が技術開発を続け、両社が次世代の光インタコネクト製品とソリューションに向けて基盤を形成する。
アプライドマイクロは、過去3年積極的に技術プラットフォームの開発を行ってきた。同社のR&Dフォーカスは、まずは高速データインタコネクト普及の障害となっている、コストと複雑さを克服することにあった。
アプライドマイクロの接続ソリューションのマーケティングと事業開発担当VP、George Jones氏は、「当社がボレクスを選んだのは、ボレクスがAOC分野に積極的に取り組んでおり、データセンタ市場における広範な顧客関係を築いていたからである。ボレクスとの協働が、画期的な製品の技術開発と製造を加速し、半導体技術とネットワーキングにおける当社の取り組みが達成できると期待している」とコメントしている。
この取引は、立ち上がりつつある数十億ドルの光インタコネクト市場へのボレクスの参入を支援するものとなる。この市場は、データセンタや通信、またコンシューマ、ヘルスケア、産業市場における高速データ通信を射程に置いている。
ボレクスのCEO、Ray Walsh氏は、「当社のデータセンタや通信の顧客は、従来の銅線インタコネクトに替わる、経済効果の高い、高速光ソリューションを求めている。アプライドマイクロから買収した技術と専門技術者によりボレクスは、高信頼、低消費電力で競争力のある、AOCやトランシーバなどのアクティブ光ソリューションを開発し、当社の全部門に供給するための独自のプラットフォームを確保した。パテントポートフォリオの共同所有によって、製品開発、販売、マーケティング活動で密接な両社の継続的な協力関係の基盤ができた」と話している。

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