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M Suqared Lasers他が参加するHiCoreプロジェクト立ち上げ

December 20, 2012, Houston--新しい共同研究プロジェクトが立ち上げられた。目的はダンディ大学(University of Dundee)のフォトニクス/ナノサイエンスグループの研究成果である新しいレーザ技術を活かすことにある。
円錐屈折(CR)レーザは、高いレーザ効率を達成し、熱マネージメント問題を緩和し、ビーム品質を改善しながら、ほとんどのレーザ市場で競争優位性のベースとなるコスト、複雑さ、サイズを減らす新しい方法を提供する。
先頃UKの調査でスコットランドの最速成長技術系企業と認められたM Suqared Lasersが、ヨーロッパのパートナー7社を主導する。同プロジェクトは150万ユーロの補助金を獲得し、円錐屈折を用いるバルク固体レーザのパワー、輝度に関する主要問題を解決する。
HiCore (High Brightness Conical Refraction Lasers)研究は、産業用レーザ溶接などで使用される高輝度、高効率レーザで、幅広く用いられる世界第一級の全く新しいレーザの流れとなる可能性がある。パートナー企業は、いずれも中小企業(SME)でM-Squared Lasers (UK), Conerefringent Optics (スペイン), Opteco and Partners (ブルガリア), and Time-Bandwidth Products (スイス)。
プロジェクト研究グループの代表はUKのダンディ大学、それにブルガリアの鉱物学&結晶学研究所(Institute of Mineralogy and Crystallography)、産業加工向け高出力レーザのリーダーであるドイツのシュトットガルト大学が含まれる。
プロジェクトの期間は2年で、欧州委員会のFP7プログラム「SME援助研究」が助成している。同プログラムの目的は、ヨーロッパのSMEの技術革新能力強化、SMEの研究アウトソースを支援することで新技術ベースの製品と市場開発への貢献などにある。
(詳細は、www.hicore.eu.com)

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