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パイロット用レーザ・アイプロテクション

October 19, 2012, Porton Down--パイロット用にレーザから目を保護する保護具(LEP)を国防省がテストしている。防衛科学技術研究所(Dstl)と防衛装備&サポート(DE&S)が協力して特殊設計メガネの評価を行ってきた。
LEPは、様々なレーザ兵器やレーザペンに使用されている波長を含め、多様な波長をスペクトラムから除外することができる。レーザペンなどは、インターネットを通じて入手可能になっている。
Dstlの主席研究者、Dr. Craig Williamsonは、このプロジェクトの合理的根拠を次のように説明している。「安価なレーザが使われることが益々多くなり、そのためにパイロットの気をそらすような事件が増えている。したがって、危険で、致命的なこの種の錯乱の可能性を軽減するために先端技術の研究開発を進めてきた」。
従来のLEPは、カラースペクトラムから1つの波長だけを阻止するものだが、これとは異なり、グラスゴーの企業Thin Film Solutionsが開発したプロトタイプのメガネは一定範囲のレーザ波長を除去するので、パイロットにとって実用的な利点と柔軟性が高い。これは、特殊吸収光学染料でできたポリカーボネート層からなる複合構造で達成された成果で、それを特殊コーティングで薄いガラスレンズに貼り付けて、ある波長を反射するように設計されている。
LEPプロジェクトは、DE&Sの装備プログラムからの資金がどのように使われて技術評価を行い、それを潜在的利益と利用のために査定するかを示す好例となっている。
この成果は、Dstlと米国空軍との確立された協力関係の恩恵をうけたものであり、試験は今年5月に行われた。
今年後半にもテストが予定されており、Dstlが光学パフォーマンスと環境テストを行う。レーザの幻惑とパフォーマンステストは、QinetiQ社で行われる。

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