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2Q12光コンポーネント世界市場は16億ドル

October 5, 2012, London--Ovumによると、2Q12光コンポーネントの販売額は前期の水準に後れをとらない16億ドルとなった。
1Q12の好転についてOvumは、製造能力がタイ洪水前の水準に戻ったためと分析していた。2Q12の記録は、需要が期待ほどでなかったことが主因。光コンポーネント市場は、主にマクロ経済の不確実性により、1Q12に対して横這い状態となっている。
担当のアナリストDaryl Inniss氏は、「サプライヤの上位10社のうち、オクラロとネオフォトニクスが前期比17%増で市場リーダー。一方、最大手のフィニサは8%減、これは上位10社の中で最大幅の落ち込み。市場的には北米と日本が成長。しかし、3月期以来、ヨーロッパと中国の減速が続いている」と分析。
トラフィック増は続いており、このため広帯域伝送をサポートする製品には優先的に需要がある。言い換えると、10G、40G、100Gデータレートに高い需要があり、成長市場の需要はほとんどがこれらの製品。「クライアントサイド、ラインサイドの力強い需要は40Gと100Gであると報告されており、これに対してチューナブルXFPの売上に前の数四半期と比較して翳りが見えてきた」とInniss氏はコメントしている。
2Q12、オクラロはオプネクストの買収を完了し、上位10サプライヤの中で最大成長を記録した。これは主にタイ洪水からの復帰によるものだ。
「帯域需要が伸び続けているので、光コンポーネントの長期展望は良好だ。市場はタイ洪水以前の製造能力を取り戻している。ファブリネットは、新規製造工場を立ち上げ、洪水以前の製造能力にもどった」(Inniss氏)。
Ovumは、3Q12の市場は前期比約4%拡大と見ており、「2012年通年で販売額は66億ドルに達する」とInniss氏は予測している。

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