Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 24, 2012, Amsterdam--パイロットフォトニクス(Pilot Photonics)は、Cバンド可変コムソースと4ch 28GHz光コムソース(光源)を発表した。
同社によると、これらの光源は特に次世代スーパーチャネル(Superchannel)ベース光ネットワークの設計、開発者に向けた製品。Cバンド可変光コムは、可変FSRを特徴としており、従来の単一製品では得られなかった柔軟性、安定性、簡素化をR&D担当者に提供するものとなっている。
同社CEO/チェアマン、Dr. Stan Lumishは、「Cバンド可変と28GHzチャネル間隔を提供することで、今後の業界ニーズに応えるものである」とコメントしている。
Ovumのコンポーネント担当VP、Daryl Inniss氏は、「光通信業界は市場ニーズの評価に関しては先を見ようとしている。光コム技術は、Superchannelベースの光ネットワーク向けの新しい光源となりうる。現状では、われわれは10Gを使用しているが、100G、それ以上の伝送を視野に入れておく必要がある」と話している。
パイロットフォトニクスの28GHz光コムは、OFC/NFOEC2012で発表した同社の現行製品、固定光コム製品の拡張版。特に、400Gbps伝送システムの設計者をターゲットにしている。