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レクロイ、45GHz光変調アナライザを発表

September 21, 2012, Chestnut Ridge--レクロイ(Teledyne LeCroy)とサザンフォトニクス(southern Photonics)は、サザンフォトニクスのIQScope-RTコヒレント光レシーバとレクロイのLabMaster 10 Ziオシロスコープで構成される45GHz光変調アナライザを発表し、ECOCで内覧を行った。正式発売は2013年早期の予定。
「レクロイのLabMasterは業界最高のリアルタイム帯域、サンプリングレートを特徴としており、これにより研究者は次世代の設計評価に向けた試験機能を利用することができる。レクロイとサザンフォトニクスの技術を組み合わせることで最高のシステム帯域を実現し、最先端の光伝送技術の開発を前進させることができる」とテレダイン・レクロイCTO、David Graef氏はコメントしている。
サザンフォトニクスのIQScope-RTは独自のコヒレントレシーバであり、シングル光入力を受けてDP-QPSKあるいは16–QAM信号を復調して2つのI-Q電気信号出力ペアに45GHzまでの帯域で出すことができる。LabMaster 10 Ziオシロスコープは、160GS/s世界最速リアルタイムオシロスコープであり、帯域は65GHzまで、4電気信号入力に対してリアルタイムでアナログ/デジタル(analog-to-digital)アクイジションが可能。光変調解析ソフトウエアは、取得データの後処理に適用され、クロックリカバリ、波長分散補正、レシーバ等化を行い、多様なアイとコンステレーションダイアグラム、計測パラメタを表示する。両社製品の組合せにより、最高リアルタイムシステム帯域(45GHz)、サンプリングレート(160GS/s)の光変調解析は、光信号を最高度に評価、解析することができる。
サザンフォトニクスのIQScope-RTとレクロイのオシロスコープとのインタフェースは、USBコントロールケーブルと4つの電気信号で構成されている。システムのキャリブレーションはオンサイトで行えるので、他の電気計測にはオシロスコープをIQScope-RTコヒレント光レシーバから分離して使用することができる。これによりオシロスコープは、光変調アナライザシステムの一部としても、スタンドアロンのオシロスコープとしても機能する。

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