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成長を続けるOLED世界市場

September 21, 2012, Mountain View--Frost & Sullivanの市場分析「OLED世界市場の商機分析」によると、新しいディスプレイ技術OLEDが、LCDなど競合照明、ディスプレイに対して主導権を握りつつある。市場での優位性は、AMOLED(active matrix OLED)などの新技術によって強まりつつある。
Frost & Sullivanの調査によると、市場規模は2011年に16億9000万ドル超、今後CAGR 34%で成長して2016年には73億9000万ドルに達する見込だ。
LCDに対するOLEDの優位性は、薄くて軽量、プリンタブルディスプレイである点。実際のところ、OLEDは、従来のLCDに比べると5倍薄い、これはOLEDが自己発光するのでバックライトが不要となっているため。この特徴により、LCDに比べると消費電力もコストも下がり、スペース節約も大きくなる。発光ディスプレイはコントラストも高く、視野角も大きい(約180°)ので、様々な照明条件で解像度、可読性が高い。
「携帯電話、PDA、カーオーディオシステム、デジタルカメラや時計などを含む新規のエンドユーザアプリケーションが市場成長を牽引すると見られている。製造コストが下がり、パフォーマンスが向上するので、ペイジャー、ゲーム、玩具、POSシステム、大型ディスプレイTV、ノートブックPCなどのアプリケーションに展開できる」とFrost & Sullivanの調査アナリスト、Nupur Sinha氏は指摘している。
OLED企業の技術は進歩しているが、各社ともまだエンドユーザからの要求に応えて行かなければならない。短い寿命、高コスト、製造の複雑さ、効率と輝度などだ。ディスプレイに使用される有機材料は酸素や湿気に敏感であるので、スクリーンが保護されていないとOLEDディスプレイは壊れる。さらに、フルカラーOLEDディスプレイが最大コスト効果で量産できるまで技術革新を続けなければならない。
OLEDのパフォーマンスの利点はあるが、LCDやプラズマディスプレイなど確立された競合技術に比べると価格は高い。OLED市場は初期の成長段階に入っており、価格は商用化によってのみ安定してくると考えられる。さらに、小規模メーカーは、まだ規模の経済に達していないことから、価格下落に抵抗している。
Sinha氏は「OLEDメーカーは、OLEDライフサイクルを延ばすことに加えて、エネルギー効率や解像度の向上に注力すべきである、そうすれば市場から注目される。時とともにOLEDは、エレクトロニクス業界全体に大きなインパクトを与えそうだ」とコメントしている。

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