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インファイ、100G CMOS PHY/SerDesギアボックス発売

September 14, 2012, SantaClara--インファイ(Inphi Corporation)は、世界初の量産対応100G CMOS PHY/SerDes ギアボックス(GB) ICを、次世代データセンタ、エンタプライズ、サービスプロバイダラインカード向けに販売する。
GB ICは、次の2つのタイプ。

・IN112510 100G GBラインカード向け。CFP2、CFP4モジュール用。
・IN012510 100G GB。CFPモジュールアプリケーション用。

 インファイのGB ICは、成熟したCMOSプロセスで製造され、主流となっているBGAパッケージング技術を使用しており、IEEE 802.3ba, OIF-28G-VSRおよびITUの厳しいパラメタを凌駕しながら量産をサポートしている。
 インファイの100G CMOS PHY/SerDes GBは同社独自のiPHYアーキテクチャをベースにしている。同アーキテクチャは、クライアントサイドネットワーキングインタフェースとして特別に設計されており、パワー、パフォーマンス、集積度、遅延、コストで優位性がある。競合のSiGeやFPGAソリューションと比べると、インファイのGBの消費電力は1/3、サイズは1/2となっており、高密度フロントパネルラインカード実装に最適と言える。消費電力は2.5W以下、16×16mmパッケージに収めたインファイの100G GBは業界最小パワー、最小面積のCMOS GB IC。
 Linley Groupのシニアアナリスト、Jag Bolaria氏は、「量産可能な100G CMOS PHY/SerDes GBは、100Gクライアントインタフェースのローコスト化、大量導入に道を拓くものだ」とコメントしている。
 iPHY GB ICは、シングルチップ、100GBASE-xR4、OTL4.4 10:4 GBであり、25-28Gbpsインタフェースを持つ100Gラインカード向け。

主な特徴
・ホストインタフェース: CAUI、10GBASE-KR
・ラインインタフェース: OIF-28G-VSR、2dB+のマージン
・全てのインタフェースに、高精度ソフトウエア制御、送信/受信イコライゼーション
・超低遅延データパスアーキテクチャ
(詳細は、www.inphi.com)

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