Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 12, 2012, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、高集積100Gbps PM-QPSK MSAトランシーバモジュール、OTM-100の量産を開始した。
　オクラロは、すでに100台を超えるOTM-100トランシーバモジュールを欧米、アジアの顧客にシステム搭載およびテスト用に出荷している。調査会社Infonetics Researchによると、この急拡大する市場セグメントは今後3年で10倍以上に成長する。コンシューマや企業の帯域利用が衰えることなく伸びているため、光ネットワークでは波長の広帯域化が強まっている。100Gbps OTM-100トランシーバのようなハイビットレートのコヒレントソリューションは、ファイバインフラにプラグ&プレイで適用できるため、CAPEX、OPEXの効率が高まる。
　Infonetics Researchのディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏によると、2012年100Gbpsトランシーバ市場は実際にヒートアップしてきている。これは、100Gbpsネットワークが成長市場となるような価格とパフォーマンスを提供するベンダがでてきているため、と同氏は分析。「100G波長の導入は2013年には少なくとも年間で2倍、あるいは3倍になる可能性もある。この市場の原動力となるコンポーネント企業は、製品の幅と製造能力を持つ、垂直統合型のサプライヤとなっている」と同氏はコメントしている。