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DAS、LED業界の排ガスクリーニング技術を開発

September 7, 2012, Dresden--DAS(DAS Environmental Expert GmbH)は、同社LARCHシステムでLED業界のプロセス排ガスを環境フレンドリーに処理する新しいソリューションを開発した。
LARCHシステムは、特にLED業界からの反応性排気ガス処理用に開発された。排水や排ガス処理の法規制は2013年から台湾では厳しくなるので、台湾企業は新たなソリューションを必要としている。
ガス処理事業部ディレクタ、Guy Davies氏は、「LARCHにより、LEDメーカーからの要求に対応している。LARCHシステムに対する関心度は高く、潜在顧客からの問い合わせも多い」とコメントしている。
業界のアナリストによると、LED市場の需要は伸び続ける。携帯電話の小型ディスプレイ用LEDバックライトやテレビの大型スクリーン用LCディスプレイに続いて、次の市場は照明業界。2012年、この市場におけるLED販売は約35億ドルと見込まれ、これは2010年からほぼ倍増となる。2014年には70億ドルとなり、LED市場全体は177億ドルに達すると予測されている(source: Yole Developpement)。
LEDの製造では、プロセスガスとしてアンモニアと水素が大量に使用される。DASの環境エンジニアはこの市場のトレンドを認識しており、新しいLARCHシステムでは反応熱でアンモニアを熱解離する。水素は発熱体で点火し焼き除く。反応熱は、下流の熱交換機に移す。これは、LED製造で発生する大量のプロセスガス処理としてはエレガントなソリューションだ。
LARCHで処理したガスは、安全に大気中に放出できる。センサや多くの冗長安全システムが、安定した安全な運用を保証している。この方式は、これまでに使われていた、大量のアンモニア溶液を出す、湿式洗浄液を置き換えることができる。また、遙かに環境フレンドリーである、とDASは主張している。

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