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2Q12、世界の光ネットワーキング装置投資減少

August 31, 2012, London--Ovumによると、世界の光ネットワーキング(ON)装置投資は2Q12に落ち込んだ。ただし、APACと中南米(SCA)では、前年同期比でそれぞれ6%、19%の成長だった。2012年上半期(1H12)の実績からすると、Q4に飛躍的に伸びたとしても、2011年を上回る成長は望めない。
Ovumのレポートによると、市場は期待を裏切り続けているが、ベンダによっては成長点をつかんでいるところもある。
Ovumのネットワークインフラ担当VP、Dana Cooperson氏は、「2Q12の暫定的な分析から多くの問題点が見えてくる。世界的に当期の投資は2Q11に比べて8%落ち込んだ。これは、前年比の落ち込みで2度目だ。この世界的な投資の落ち込みは北米とEMEAの投資が軟化したためで19%減、それぞれ8億7600万ドル、9億5000万ドルとなった」とコメントしている。
「Ovumが予測した今年の2%成長は非常に難しい。ただ、APACとSCAが世界市場に占める割合が大きくなってきている。また、投資は第4四半期にシフトすると見ている」。
2012年の投資を押し上げるには4Q12の投資が大きくならねばならないが、歴史的にQ3の投資は2Qよりも落ち込むので、Ovumは3Qの改善は期待できないと見ている。
「1H12が終わり、北米とEMEAは悲観的なシナリオに進みつつある。APACとSCAの展望は明るいが、これは上半期を押し上げて世界市場を成長させるほどの力はなかった。ユーロ圏の展望はまだ回復しておらず、好転の兆しはない。北米のTier2キャリアの展望は改善しつつあるが、投資の伸びは、最大キャリアの投資に依存するベンダの収益ギャップを埋めることはできないだろう」とCooperson氏は分析している。
同氏によると、2012年の2%成長予測は不透明。Ovumは今年末までに予測のアップデートを計画している。

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