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レスタ大学、高速スキャニング顕微鏡を開発

August 30, 2012, Leicester--レスタ大学(University of Leicester)の研究チームは、通常装置よりも100倍のスピードで画像を表示する新しいデジタル顕微鏡を開発した。画像品質の劣化はない。
研究チームが開発したのは、高速・高解像度の共焦点顕微鏡。テレビなどの家電からヒントを得たデバイスを通常の顕微鏡に固定し、システムミラーから顕微鏡試料に光を照射する。デバイスが照射パタンを試料に投影すると、正確に焦点面の光だけが同じ光路を戻り、ミラーでカメラに反射されて像を形成する。
ミラーデバイスをプログラムすることができれば、照射パタンは異なるタイプの試料や条件に簡単に調整でき、使いやすく、柔軟性が高まる。
焦点から外れた試料からの不要な光は除かれるので画像品質は向上する。
結果として得られる像は、コンピュータで約100fpsでスキャンされるので、通常の顕微鏡(一般には、1秒に1フレーム)よりも遙かに高速で細胞の活動など、生物学的プロセスを見ることができる。
この新しい顕微鏡は可動部品を持たないので、故障の恐れはない。プログラム可能なデジタルマイクロミラーを使用すると、ユーザはミラーのサイズや間隔を変えて、画像品質を選択し、多様なイメージング条件に適応できる。同様の速度を持つ他の顕微鏡に比べて、柔軟性は遙かに高い。
研究チームのリーダーは、細胞生理学・薬理学のNick Hartell教授。同教授は、このデバイスを脳の記憶蓄積領野に関わる細胞のメカニズム研究に用いる計画であると言う。
「多くの生物学的イベントはミリ秒のタイムスケールで起こるので、高速・高解像度でイベントを検出する新しい方法の必要性は極めて高い」と同教授はコメントしている。
(詳細は、www.le.ac.uk)

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