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オスラム、中国投資を強化し無錫に新工場

August 15, 2012, Regensburg--オスラム(OSRAM AG)は、世界最大の単独照明市場である中国の無錫市に新工場を建設する。
LEDチップをバックエンドの工場でパッケージングする予定で、完成は2013年末。LEDチップの製造は、レーゲンスブルク(独)とペナン(マレーシア)の工場で引き続き行う。OSRAMのCEO、Wolfgang Dehen氏は、「中国は現在すでに最大の販売市場であり、将来性も大きい。新しいアセンブリ工場によって当社は、中国における力強い市場の成長に一段と強く食い込み、アジアでの当社の基盤をさらに拡大することができる」と語っている。「江蘇省のLED業界は目覚ましいペースで発展しており、中国の最前線にある。当社の最高品質が無錫におけるオスラムの展開を全面的にサポートしていくことになる。オスラムは無錫への投資を拡張してプラントを立ち上げ、可能な限り速やかに稼働させていく」。
新しい無錫の敷地は今年5月に契約したばかりで、この鍬入れ式により10万m2の工場建設が始まった。オスラムは今後5年で数億ユーロを投資し、中国のサポータからも全面的な支援を受ける。最終完成段階では、新アセンブリ工場は1600人の従業員となる。
無錫の新工場により、オスラムは急成長するアジア市場におけるLEDベースの製品需要に応えることができる。これにより、成長するアジア地域でのオスラムの地位を強化する。これはペナンのオスラム工場でのLEDバックエンド製造能力を背景とするものであり、チップの製造とパッケージングを行うペナンは今後5年以内に限界に達するものと見られている。2箇所のフロントエンド製造工場に加えて、オスラムは将来的には2箇所のバックエンド工場を建設する予定。
アジア地域は、すでに世界の一般照明市場の約35%を占めるが、最近の調査によると、2020年にはシェアは45%になると予測されている。中国の照明市場だけで、現在80億ユーロを超えており、2020年には2倍以上に拡大する見込だ。会計年2011年オスラムの売上の約1/5はAPAC地域からだった。

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