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調査対象のオペレータ50%がキャッシング、CDNを導入

August 6, 2012, Campbell--Infonetics Researchは、「固定-モバイル/CDNルーティング戦略とルータリーダーシップ:世界のサービスプロバイダ調査」を発表した。同調査では、キャリアEthernetスイッチ(CES)やIPエッジルータを導入しているキャリアにインタビューして、ニーズを評価し、ルータとCES市場のトレンドを分析している。
調査結果の要点
・回答したサービスプロバイダの50%以上が2014年までにトランスペアレントキャッシングもしくはCDN導入を計画している。
・回答オペレータネットワークの4/5がモバイルトラフィックを運んでいる。
・サービスプロバイダがトップのサービスプロバイダエッジルータ/CESベンダと評価しているのは、シスコ、アルカテル-ルーセント、ジュニパ。シスコとジュニパは、コアルータメーカーのリストでもトップにランクされている。
「ビデオ、モビリティ、クラウドという3頭モンスターが、オペレータのネットワークに計り知れない圧力をかけており、この問題への対処にルータの数を増やしても解決にはならない、なぜなら装置価格の下落ペースよりも速いペースでトラフィックが増え続けているからだ」と主席アナリスト、Michael Howard氏は指摘している。さらに同氏は、「このため、IPエッジネットワークアーキテクチャをどうするかという根本的な問題を考えるようになっており、キャリアは固定ネットワークとモバイルネットワークを統合して運用を効率化し、キャッシングやCDNを利用して使用頻度の高いコンテンツを顧客に近寄せ、応答時間を高速化して、ネットワークを行き交うトラフィック量を大幅に減らそうとしている」と現在の状況を説明している。
「今回の調査で分かったことは、CDN導入の原動力の上位3つは、顧客のQoE向上、ネットワークの最適化、OTTビデオコンテンツ配信に関わるコストとトラフィック負荷の軽減である」と同氏は指摘している。

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